令和の時代に発掘された１７年前の使い捨てカメラを現像した
先日、探し物をするために部屋のクローゼットを漁っていたら、歴代の携帯と一緒に現像し忘れた使い捨てフィルムカメラが２つ出てきた。
１つは中学校に使ったもので、もう１つは高校時代に使ったと思われるもの。
ずぼらな性格だったから、おそらく「全部使い切ったら親に渡そ〜」と思ってそのままずるずると放置し続けててしまった…（なお、ずぼらな性格はまだ治ってない）。
左が中学時代のもので、右が高校時代のもの。
カメラの裏面に印字された使用期限を見ると……なんと２００５年。
いくら暗所で眠っていたとはいえ、およそ１７年も使用期限を過ぎた使い捨てカメラを２０２２年に現像なんてできるのか？というか、今や誰もが持ってる携帯で簡単に写真が撮れるようになって、使い捨てカメラなんて絶滅危惧種のような存在（多分）なのに現像を取り扱ってる店なんてあるの！！？
気になってググってみたところ、保管状況にはよるもののフィルムの状態によっては現像『できることもある』とのこと。うーん曖昧……。
まあ最悪現像できなくても自己責任だし、試しに現像を依頼してみるか〜〜ということでやり方を調べることにした。
なんせ、使い捨てカメラの現像なんてこのかた一度もやったことがない。すごく小さい時に家族がカメラ屋で写真を引き取るのに付き添ったくらいの記憶しかない…。
再びググったところ、２０２２年現在でも大手電化製品店なら使い捨てカメラの現像を受け付けてるらしい。というわけで、近場のビックカメラのカメラ売り場に持っていってみた。
大型家電店のカメラ売り場に持っていく
カメラ売り場のカウンターで、店員さんに「すみません、このカメラだいぶ古いんですけど現像ってできそうですか？」と聞いたところ、「出してみないと分からないけど、できないこともない」って感じの返答。ネットと同じ曖昧さだ…。
まあこっちは最初から駄目元なので、じゃあ現像お願いします〜〜ということで依頼することになった。
で、ここでまず現像初心者は驚いたんだけど、使い捨てカメラって現像に１週間もかかるんだ……。「数時間で済むだろうし、仕事帰りに受け取ろう」とか思ってたけどだいぶ甘かった。
まあ考えてみたら回収した使い捨てカメラは現像のために製造会社に送るみたいだし、そりゃ１週間はかかるか…。
カウンターで引き換え用の伝票を２枚受け取って、依頼は終了。カメラが古すぎるせいで、店員さんが「これはどこの会社の製品なんだ…？」って製造会社の特定に手間取ってた。ごめん…。
そして３週間後
運悪くその後初コロナになり外出できなかったので、受け取りは予定よりもだいぶ遅れて３週間後。
再びカメラ売り場のカウンターに向かって引き換え用の伝票を渡すと、２つの封筒を渡してもらった。
左が富士フィルムで、右がケイジェイイメージング。
残念ながら、高校時代に使った使い捨てカメラは「期限切れ、画像ありません」とのことで現像不可能。なお、この場合は何も写ってないフィルムだけ戻ってくるため、現像不可能でも７２０円かかるので注意。
さようなら、高校時代の思い出…でも心の中にはちゃんと残っているので……。
一方で、それより古いはずのもう１つの使い捨てカメラは一応現像してもらえた。
とはいえ、やはりフィルムがだいぶ傷んでいたらしく、色調不良の不具合は発生してしまっている。
画像を見れば分かるように現像された写真はどれめセピア調になっていて、中にはほぼ真っ黒で何が写っているのかが分からないものも。
本当に「ギリギリ画像できた」レベルらしく、フィルムもカット位置不明で丸まった状態で戻ってきた。カメラ会社の方が頑張って現像してくれたのかもしれないと思うと本当に感謝しかない…。
まあ何度も言うように最初から駄目元だったし、こうして１つでも現像できただけよし！！
写真の色合いもむしろエモさがあって、これはこれで味があるように思える。
ところで、このカワイイ・ネコチャンは一体何者なんだ…。猫の寿命的にもうこの世にはいないのかな…と切ない気持ちにもなった。
現像できた方の使い捨てカメラは、１,５６５円。ということで２つ現像を依頼して計２,２８５円だった。
使い捨てカメラを初めて現像して思ったこと
こうして使い捨てカメラの現像を自分でやって思ったけど、今の時代は誰もが簡単に写真を撮ることができて本当にすごいんだなあ〜と。
数十年前までは写真を数十枚撮るために本体代を含めて約２０００円ほど出さなきゃいけなかったし、撮り直しもきかなかったわけだし。しかも現像には時間もかかるわけで。
最近はチェキ系のインスタントカメラがリバイバルしてるらしいけど、あれはあれで趣があるよね（ストリップのポラタイムくらいしか使ったことがないけど…）。
ググってもこういう話ってヒットしなかったので、もし同様に「古い使い捨てカメラが出てきたけど現像できるのかが分からないよ～」ってなった人がいた時のために記録しました（いるのか？）。
手元に長年現像し忘れた使い捨てカメラがある人は、試しに現像に出してみるのもいいかも。ただし現像できなくて金ドブしても笑える人限定で。
『さよならを教えて』感想 ノベルゲームを作るのがうまい
DL siteのセールでずっと気になってたCRAFTWORKの『さよならを教えて ～comment te dire adieu～』が３０％オフだったのでやってみた。
エロゲ史で有名でプレミア値がついてて『鬱ゲー』っていわれてることは知ってたけど、ほかはよくわからず…。
で、購入ページの商品説明をなんとなく見てたら
＞ご注意
●現実と虚構の区別がつかない方
●生きているのが辛い方
●犯罪行為をする予定のある方
●何かにすがりたい方
●殺人癖のある方
※このソフトには精神的嫌悪感を与える内容が含まれています。
上記に該当する方は購入をご遠慮くださるよう、あらかじめお願い申し上げます。
って書いてあって「なんだこれは……」ってなった。
以下、ネタバレ全開なので注意↓
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『ドラゴンボール超 ブロリー』感想 ブロリーの幸せを祈るオタクになった
オタク高校時代はクラスの９割がオタクというオタク・プラネットで生きてきたので、教室には常にいろんなオタクが推し作品を持ち込んで布教をしてた。
その際に誰かが持ち込んでいた『ドラゴンボール（以下、DB）』を全巻読んだけど、あれから時は流れわりと内容を忘れてしまった…。
世界的人気漫画であるDBをうろ覚えとか言ったら全世界のDBファンが超サイヤ人になってボコボコにされそう。ごめん…。
「オススメのキッズアニメ教えてや～」と設置しているお題箱で「『ドラゴンボール超 ブロリー』はDB知らなくても楽しめるし、シンプルで分かりやすいですよ！」と頂いたので、めちゃくちゃ久しぶりにDBに触れた。
以下、感想です。
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